お前、ビンボーなの認めろよ!
「お前、ビンボーなの認めろよ!」
こないだ行ったセミナーでこんなことを言われました。
スピーカーの人は、いわゆる成功者ってやつで、月収で1,000万円近く稼いでいる人です。
まぁ、正直かなりイラッとしたわけですが。。。
「金が全てじゃないだろ!」
「儲けてるからって調子に乗んなよ!」
「こっちだって、がんばってるんだ!そのうち儲かってやるわ!」
と、まぁ顔には感情を出さず、でも腹の底では強い怒りが沸きこんな風に思ってました。。
でも、その後にしてくれた話と、こないだ会社で聞いた話とが繋がって、私は、このことを認めざるを得ないというか、納得せざるを得ない感じになってしまったんです。。
で、それはどんな話だったかっていうと、「現在地を見誤るな」って話だったんです。
■現在地を見誤るな
多くの人は、現在地を見誤っているから、目標に辿り着けないんだ、という話でした。
目標はあっても、自分の現在地が分かってないと、取るべき行動が全て間違ってしまう。
と、ざっくり言うとこんな感じの話でした。
この話を聞いた時、実は私は、半分上の空で違うことを頭で考えていました。
それは、最近、「すごい会議」というコンサルティングサービスで聞いた、アクナレッジという言葉です。
このアクナレッジという言葉と、現在地を見誤るなって話が自分の中で繋がっていたんです。
アクナレッジとは??
分かります??
■認めることから始まる
アクナレッジとは、acknowledgeと書きます。承認する、という意味です。
この、すごい会議というコンサルティングサービスは企業、個人のブレイクスルーを起こすサービスで年間1,200万円もする、すごいサービスで、会社で実施してもらっています。
そこで学んだのが、ブレイクスルーはアクナレッジからしか始まらないということでした。
ここで、コンサルタントが言っていたのは、多くの人は、アクナレッジが出来ていない。だからブレイクスルーが起きないんだということでした。
例えば、、ですが、誰もが知っている一流の銀行、商社などの企業に入社し、年収1,000万円の部長さんがいたとします。
かたや、地方の誰も知らないような小さな会社(例えば、田中工務店みたいな名前の、、)の社長で一見、ショボそう。。でも年収が2,000万円だったとします。
その時に、一流企業の部長さんが、もし、俺の方がイケてる、と思ったら、その人は自分のステータスを見誤っている、承認できていないので、ブレイクスルーは起きないってことなんです。
どういうことかというと、その一見ショボそうな社長、会社の業績や信用、BSがどうなの?とか、いろいろな要素があるかもしれないけど、それでも、一流企業の部長の倍の年収を稼いでるわけです。
そこは認めないと。(別に勝ち負けじゃないけど、現実、年収という意味では負けてるってことは認めないとってこと)
コンサルタントもよくやっちゃいがちなのが、俺の方が会社経営をよく知ってる、ってやつだ、と言っていました。
じゃあお前が会社経営やってみろよ、と。
ショボそうかもしれないし、実際のところ経営の知識はないかもしれないけど、少なくともあなたよりは社長のほうが優秀だよ。ってこと。
ここ、勘違いしない。
認めないと。
これは僕もよくカン違いしちゃう。
人を見た目とか、企業名、大学名とかで判断しちゃうってやつ。
で、こいつは俺の下だ。みたいな。
でも、その人が自分より稼いでたりした時に、なかなか認められない。
今日も、三茶で散歩してたら、ダッサイおっさんがいたんだけど、その人は娘さんとペットと一緒にいたんだよね。
イケテないおっさん。。。と思ったけど、ペットも買えるし、娘さんも育てられるだけの経済力があるってこと。
でも自分はそこまではない。。。ってことを認めないと。
例えば、30歳ぐらいになってくるとあるあるなのが、そういう人が年下だとした時に、
「俺の方が社会人経験はあるとか」
「良い企業に入っただけで、ビジネスマンの実力は自分の方がある。」
とか思っちゃう。
でも、アクナレッジ(承認)すると、自分はその人より稼いでないわけだし、そんな一流企業にも入れなかったわけで。負けてるわけなんですよ。
もしくは中卒だけど、同い年で社長やってて、年収3,000万円もらってるみたいな人がいた時に、
「俺は良い大学卒業してる。」
みたいなくだらないプライドがどうしても出てきてしまう。。
認めろよ、自分。
それができなきゃ、先には進めない。
私には、目標がある。
だからそれをやるためには、イケテナイ自分を認めます。
年収500万円すら貰ってないっていうイケテナイ自分を承認して、再来年は必ず年収1000万円を超えます。
だから、メルマガを書き続けます。
あなたも目標があるなら、承認することから始めてみることをオススメします。