いいものを届ける、コピーライター てんてんのぶろぐ

世の中のよいものを、コピーを使ってもっともっと流通させます。世界には良いものが溢れている。でも残念ながらそれがなかなか伝わっていないもの、人が多い。価値を転送するコピーライター てんてんのぶろぐです。

影響力の武器(ロバートチャルディーニ)を、より実践で使うために、セミナーDVDをダイレクト出版社から買いました。

書籍でも読んでいたが、より実践で使うための、 講演DVDをダイレクト出版から購入しました。

まずは、影響力の6つの原理について。

① 返報性
② 希少性
③ 権威
④ 一貫性
⑤ 同調性
⑥ 好意

 

それぞれについては、本を読めば分かるので、早速実践してみて、実践の中で感じたことはこんなことがありました。

 

★ 返報性の原理。

この週末に、ワインをヒカリエで買いました。
どこかで買おうと思ってはいたんですが、
試飲をさせてもらってしまい、、、 そのうえ、いろいろワインについて教えてもらってしまい、、、 返報性の原理が働くのを感じました。
とにかくセールスにおいてはまずはギブなんだとすごく感じました。

 

★ 希少性の原理

希少性の原理、人は希少性が高いものを欲しがる傾向にある。
あるアメリカの事例で、誰の目から見ても欠陥だらけの車が、 生産中止になった途端に一気に売れた。 人は手に入らなくなると思うと、買いたい衝動に駆られる。

これの応用が、 人は得られるという感情より、失う感情のほうが大きいというもの。

バスの中で、音楽を聴いていた時にピンときたのが、 音楽で失恋ソングが流行るのはそういうことなんだろうなと思ったこと。

恋のプラスの感情よりも、 失恋のマイナスの感情の方が共感しやすい。 なんとなく分かっていたけど、この希少性の原則が絡んでいたということに気付いた。

 

★ コミットメントと一貫性

やってほしいことと、論理的に繋がっている最初の小さな一歩さえ踏み出させることができれば、たとえどんなに小さな一歩でも、その後、その方向に向かってもらえる可能性が劇的に高まる。


アメリカの飲食店で、予約キャンセル率が30%だったが、 リマインドコールの際に、 

「キャンセルになった場合は連絡をいただけますか?」 → 間をおいて → YESと言わせる

これだけでキャンセル率が10%になったという。


★ 協力要請

時と場合によって、6つの影響力の原則のどれを使うかの選択が意外と難しい、 と実践で感じた。 また協力要請について、まずはきちんとYESを取らないといけないが、 YESを取る前にどんどん話してしまう傾向があるので、きちんとYESを待つ。

 

この本はコピーライターとして、これからずっと使い続ける本なので、ボロボロになるまで読んで実践をしていこうと思います。

 

影響力の武器

ロバート・B・チャルディーニ