いいものを届ける、コピーライター てんてんのぶろぐ

世の中のよいものを、コピーを使ってもっともっと流通させます。世界には良いものが溢れている。でも残念ながらそれがなかなか伝わっていないもの、人が多い。価値を転送するコピーライター てんてんのぶろぐです。

結起承転結

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「ん?で、ゴールは何ですか?何を指導して欲しいんですか??」

社内(グループ会社)でコピー(文章)の添削の依頼される時に、

ベスト3に入るツッコミの1つ。

「添削お願いします!」

…(3秒後)

私:「ん?で、この文章のゴールは何?あと目的は?」

相手:「も、目的?ゴ、ゴールですか…?えーと、○×★△みたいな。」

私:「ん?何それ?ちょっとよく分からないな~。。。ちなみに、それってどんな状態?数値的には?」

相手:「…」

みたいなこんな状態になることが結構多いです。

超上から目線で言うと、目的とかゴールとか何も考えてないで、

文章を書いている人って結構多いです。。

もしくは、不鮮明。

まぁ慣れていないと思うんですが、最近この原因がちょっと分かったような気がしてきたので、

それを共有したいと思います。


■私は、そう思いません

さっき偉そうなことを言いましたが、実は、最近自分自身が、メルマガで伝えたいことを

不鮮明にしてしまい、大失敗してしまったことがあったんです。。。

それはある読者さんからの返信でした。

「天大さん、私はあなたの意見に違和感を覚えました。そんなことを言っていると不幸になりますよ!」

「!!!」

「わーお!」

最初は、

「来た来た、反論が来たぞー。強いメッセージを発信するとこういう人が出てくるんだよなー。」

と思ったのですが、そうは思いつつも、相手のことを理解し、

そして自身のことも理解してもらおうと、何度かメールのやり取りをしました。

で、その結果お互いに理解し合えた(はず)なのですが、私の中で1つ大きな反省が残りました。

それが、

「このメルマガでは伝えたいことをぼんやりさせてしまっていたな…

ぼやっとしてた。

もしくは、なかった!?」と反省したことです。


■伝えたいことから始める

やり取りが終わった後、一人反省会をして、じっくり振り返ってみた結果、

そのメルマガでは、伝えたいことをしっかり決めてから書き始めたメルマガ

ではなかったことが分かりました。

だから、こんな結果になってしまったんだ、、と反省。

で、なぜ、伝えたいことを明確にしないまま、メルマガを書いてしまったのか、

さらに振り返ってみると、この時、メルマガの型を使っていなかったんです。

そう、メルマガの型。

メルマガの型ってのがあるのか?

というと、別にそういうものがあるわけじゃないんですが、

最近よく使っている型が私にはあります。

それは何かと言うと、

(結)起承転結です。


■(結)起承転結

起承転結、超基礎的ですが、非常に有効です。

これは、500ページもある映画監督の教科書を読んで、

「結局、起承転結か!」という結論に至ったのですが、非常に効果的なツールです。

で、この起承転結の使い方が重要です。

それが、「まず結論が何かを考える」です。

結論、この文章で何を伝えたいのか?を考える。

で、それが決まったら、どんな話題やストーリーで話を始めるか?(これが起)

で、その話を受けてどんなことを伝えるか?(承)

あとは、いろんな話の展開を作る(転、転、転。)

で、最後に結論。

なので、結から考えて、起承転結で、ざっくりと話の展開を考える。

これをメモ用紙とかにざっくりと書く。

これが骨子になり、

それから書くと、伝えたいことがぶれない文章になります。

逆に言うと、この型を使った、書く前の工程を飛ばすと、伝えたいことが不鮮明な

文章になってしまいます。。。

「あれ?結局何が言いたいんだっけ?」みたいな。

偉そうに言っておきながら、この間、自分ができていないことに気付きました。

起承転結、、、バカにできないですよ。

型を使い、事前に骨子を考えることで、

伝えたいことが伝わる文章になります。

あなたも、文章を書く時は、起承転結を使ってみてください。

案外劇的に良い文章が書けるようになりますよ!

以上

てんてんでした。