いい人ぶってたら、誰からも注目されないよ…
「思いっきりダメ出しされて凹んでます…」
先日、社内のコピーライターが嘆いていました。
その人は、学校の先生向けのコピーを書いているのですが、
学校の先生っていうのはお固い人が多いので、
僕らみたいなフランクでエッジの効いているコピー（文章）
に批判的な人が多いので、めっちゃダメ出しをされたそうなんです。
「渾身の出来！と思っていたコピーに対して、
先生から１１個に及ぶダメ出しを頂き、
「鼻につく表現がたびたびあった」「断定的な表現が反発を買う」
とフィードバックを頂き、凹んでます（べっこり）」
で、なんかそれとなーく、誰にでも受け入れてもらえるような
コピーを書かざるをえなくなった、、、
（でも本当は自分の表現したいことはもっとあるのに！）
という感じでした。
そんなやりとりが社内のメールであり、
私はＣＣに入っていたので、そのやり取りを見守っていました。
が！
途中からいてもたってもいられなくなってしまい、
見るに見かねて、一言。
「そんなんじゃ全然ダメっすよ。それじゃ政治家と一緒です。」
と横から突っ込んでしまいました。
■政治家のメッセージ
その後続けて、私は尊敬するダイレクト出版の社長の
小川忠弘さんの言葉を引用して、
メールに貼り付けました。
それが下記です。
-------------------------------------------------------------------
ダンケネディからの教訓は、「強いメッセージは誰かを怒らせる」ということ。
相手に強く伝わるメッセージというのは、どこかの誰かを怒らせるわけだ。
その覚悟をしなければいけない。その度胸を持たなきゃいけない。
我々は、強いメッセージを送らなければいけない。
そうじゃなかったら、売上があがらず、ゆっくりと死を迎えるしかないからだ。
パンチを効かせなきゃ、いい人ぶってたら、誰からも注目されない。
そして現代では注目されなかったら終わりである。
ファンが欲しいなら、（ファンこそブランドへの道だ）アンチができるくらいの事を言わなきゃいけない。
政治家のメッセージは誰からも嫌われないように、誰も怒らせないようにという配慮の元、作られている。
だから、誰の心にも届かない。
誰にも受け入れられない。ってか、何言ってるのか意味もわからん。
-------------------------------------------------------------------
これは私がコピーライターをやるうえで、
すっごく、かなり、とっても心のお守りにしている言葉です。
コピーライターは強いメッセージを送り人の心を動かす仕事。
だから、反感を買う人も当然出てくる。
というか、上記の通り、反感を買わないようなコピーしか
書かない人は淘汰されていってしまう。
なぜなら心を動かさないってことは、人を動かすことができないから。
購買へ繋げることもできないし、ファンなんてできない。
だから恐れずに、強いメッセージを発しなければいけないんです！
「今日一日誰も怒らせることがなかったら、
それは何のメッセージも発していないのと一緒」
これもダンケネディの有名な言葉です。
これは、コピーライターに関わらず、
あらゆる人に言えるかもしれません。
政治家や芸能人だって、強いメッセージを
発する人は、叩かれるけどそれだけファンが多いし。
会社の人だって、強い人って、
支持者も多いけど、アンチも多い。
アンチはいないけど、支持者がいない人。。。
自分はどっちになりたいのか？と言われると前者。
でも、今まではアンチが出るのを恐れていました。
そんな自分を変えられるのもこのコピーライターという
キャリアなのかもしれないと思っています。
まだまだかもしれませんが。
あなたはいかがでしょうか？
（ちょっと偉そうですみません。）
支持者も多いけど、アンチも多い。
アンチはいないけど、支持者がいない人。。。
あなたはどっちになりたいですか？
私は前者になりたい。（もとい、なります）
以上です。
ＰＳ
よければコメントお願いしまーす。
ＰＰＳ
私の大大大好きなダイレクト出版で一番売れている本はコチラ
http://directlink.jp/tracking/af/1442160/E79XLWBn/
ＰＰＰＳ
