お前、頭はいいけど、深みがないね……
こんにちは!
てんてんです。
先日、グループ会社全社での朝礼がありました。
その時に、私はグループの会長に頭を思いっきり殴られました…
いや、、、表現が正しくなかったです。。
正確に言うと、頭を殴られるぐらい衝撃的な教えをもらいました。
で、この時私は、こんな風に言われた気がしたんです。
「お前、頭はいいけど、深みがないね……」
???何だ何だ??一体何なんだ???
何やら、よく分からないと思いますが、
今日はその時の衝撃的な教えについて、あなたに話をしようと思います。
■「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」シリーズ企画。
私たちの会社では毎週月曜朝9時から朝礼をやっています。
その朝礼では、毎週いろいろなことをやっています。
勉強会だったり、月間MVPを選んだり、その人の活動報告を聞いたり、、
しかし、最近、グループ会長の石川がこんな企画をやり始めたんです。
「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」シリーズ企画。
愚者は経験から学ぶ。
賢者は歴史から学ぶ。
武勇伝とはちょっと違うのですが、会長が経験してきた数々の艱難辛苦から、
自分たちの業務に活かせることをどんどん盗め!お前ら!というのがこのシリーズ企画。
(繰り返しですが、ただの武勇伝を語る会ではありません。)
で、そのシリーズ企画の第6弾があり、私はそこで衝撃を受けたのです。
私の今の仕事とは、一見全く関係のないように見える話だったんですが、
深い気づきと学びがありました。
■犬の道に逃げるな
会長の1時間半の講義をここに書くと長くなるので、
簡単に言うと、犬の道に逃げるなって話でした。
…犬の道?
犬の道っていうのは、せっかく物事を考えられる人間様の脳があるのに、
何も考えずに、
「ボク、一生懸命やってますよ!」
「昨日も徹夜で頑張りました。。」
って言って、ただただ働くこと、を指すようです。
実は、その講義の時に本の紹介がありました。
会長が数年前に出会った本の内容らしいです。
(「イシューからはじめよ」という本です。)
そんな……私は犬みたいに何も考えてなくないよ!とも思ったのですが、
会長の講義を聞いているうちに、私の顔は蝋のように蒼ざめていきました…
■仮説を立てないと、ただただ途方にくれて終わる
私は職業柄、よくいろいろな数値を分析するようなことをします。
あなたももしかすると、今の仕事に関して、改善案や新しい施策を
考えたりすることもあるんじゃないでしょうか?
で、その時に、いきなり分析しようとしてませんか?ってことなんですけど、
朝礼ではこんなことを言っていました。
「(部下やお客様が)ここが問題だと思う。って言ってることは、
実はほとんどが本当の問題じゃない。それは表面的な問題。
本当に白黒ハッキリさせるべき問題は別のところにある。」
この白黒つけるべき本当の問題のことを「イシュー」と呼んでいました。
よくやってしまいがちなのが、「イシュー」を特定せずに、
とにかく分析をしようとしてしまうことや、表面的な問題を鵜呑みにしてしまうこと。
で、表面的な問題を鵜呑みにして、無目的に分析をしようとすると、
月曜日:やり方がわからず途方にくれる
火曜日:まだ途方にくれている
水曜日:ひとまず役立ちそうな情報・資料をかき集める
木曜日:引き続き一生懸命かき集める
金曜日:山のような資料に埋もれ、再び途方にくれる…
…
どうですか…?
(私は、これは自分のことだーーーと共感し、そして肩を落とし落胆しました…)
まずは何が問題なのか?
問題を解く、より、問題を見極める方が先…
最もだと思いました。
■まずは考えましょう。もう一段深く考えましょう。
そんなことやってるよ…って方も多いと思いますが、
私は、出来ていませんでした。
なので、それ以来無理やりにでも、得たい答えをいったん仮説で出してから、
分析を始めることにしました。
例えば、うちは研修会社なので、
「定額制研修をうまく使って効果を実感している会社は、マネージャー層だけでなく、
新入社員から若手、若手リーダーまで、全階層に研修を受けさせているんじゃないか?」
など。
すると、、、仮説があり、そうなのか?いや、そうじゃないのか?と、
得たい答えが明確にあるので、どんなデータを、何軸でどのように比べたらいいのかが
ハッキリします。
なので、感覚ではありますが、4~5倍ぐらいの生産性になったと感じました!
つまり4分の1から5分の1の時間で分析が終わるようになりました!
(本には生産性は100倍になると書いてありました。)
もうやってるよ、って方もいるかもしれませんが、
ぜひ、まずは「イシュー」の特定、つまりこういうことが課題なんじゃないの?
ってことを想像して仮説してから分析に取り組むといいと思います。
(私にとっては衝撃でした…)
なので、共有でした。
お役に立って頂けたら幸いです。